東武鉄道は15日、新型特急「スペーシア X」の運行詳細を発表した。
スペーシア Xは、2023年7月15日に運行を開始する、東武鉄道の新型特急車両。浅草と日光・鬼怒川エリアを結ぶ特急列車として運行する。
運行ダイヤは、午前に浅草~東武日光間を、午後に浅草~鬼怒川温泉間を、それぞれ毎日1往復運転。木・金・土休日には、浅草~東武日光間で午前と午後の計2往復を追加で運転する。列車名は「スペーシア X」となる。なお、木・金・土休日運転のスペーシア Xは、対象日以外は既存の100系「スペーシア」による「けごん」を運転する。
座席総数は212席。「スタンダードシート」が130席、「プレミアムシート」が35席、「コックピットラウンジ」が20席、「ボックスシート」が4席、「コンパートメント」が4室(16席)、「コックピットスイート」が1室(7席)となる。
浅草~東武日光・鬼怒川温泉間の大人特急料金は、スタンダードシート利用時が1940円、プレミアムシート利用時が2520円。その他の座席を利用する際は、スタンダードシート料金に加え、「特別座席料金」が必要となる。特別座席料金は、「コックピットラウンジ」の1人用が200円、同2人用が400円など、「ボックスシート」が1室400円、「コンパートメント」が1室6040円、「コックピットスイート」が1室あたり1万2180円となる。
スペーシア Xの特急券は、6月15日9時に発売する。