JR西日本は、北陸本線金沢~敦賀間の第一種鉄道事業廃止について、国土交通省北陸信越運輸局に2月28日付で届け出た。
金沢~敦賀間の第一種鉄道事業廃止は、北陸新幹線の延伸開業にあわせて実施するもの。並行在来線となる同区間については、金沢~大聖寺間をIRいしかわ鉄道が、大聖寺~敦賀間を新会社であるハピラインふくいが、それぞれ引き継ぐ予定となっている。
同区間におけるJR西日本の第一種鉄道事業廃止は、2024年春ごろの北陸新幹線延伸開業日と同日としている。同区間の廃止で、北陸本線は敦賀~米原間45.9キロの路線となり、JR発足時(直江津~米原間)の約7分の1の総延長となる。