東京モノレールは17日、国土交通大臣に対し、鉄道旅客運賃の変更認可を申請した。
改定後の大人普通旅客運賃(10円単位)は、初乗り区間(1.5キロまで)が180円(現行160円)、6区(17.8キロまで)が520円(現行500円)など。平均改定率は11.5%となる。通勤定期券では、現在適用している運賃からの平均改定率は25.2%となる。なお、通学定期券の運賃は、家計負担への配慮から、変更しない。
今回の運賃改定は、新型コロナウィルス感染症の流行などによる利用客の減少や、動力費、材料費の高騰に起因するもの。東京モノレールにおける運賃の変更は、消費税率変更によるものを除き、1999年以来約25年ぶりのことだという。
運賃の改定は、2024年3月を予定している。