鉄道コム

京王、2023年10月に運賃改定へ 相模原線の加算運賃を廃止

2023年3月24日(金)16時2分

京王電鉄は24日、国土交通大臣に対し、鉄道旅客運賃の変更認可を申請した。

京王線の電車
京王線の電車

改定後の大人普通旅客運賃(10円単位)は、初乗り区間(1~4キロ)が140円(現行130円)、45~52キロが430円(現行390円)など。定期旅客運賃については、大人通勤定期運賃(1か月)が初乗り5240円(現行4700円)、45~52キロが16100円(現行14550円)などとなる。通学定期券の運賃については、家計負担への配慮から変更しない。また、相模原線京王多摩川~橋本間に設定している加算運賃は、今回の運賃改定にあわせ廃止する。

改定後の大人普通運賃
改定後の大人普通運賃
改定後の大人定期券運賃
改定後の大人定期券運賃

今回の運賃改定は、新型コロナウイルス感染症の流行による輸送人員の減少を理由としたもの。同社では、厳しい鉄道事業の経営環境の中でも、安全・安心・快適な鉄道サービスを提供し続けること目的に、運賃の改定を決めたとしている。

運賃の改定は、2023年10月を予定している。京王電鉄は今後、鉄道利用に応じたポイント付与サービスの導入といった、新たなサービス向上施策も行うとしている。

2023年3月24日(金)16時2分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。