JR東海は19日、同社のグループ企業である「東海キヨスク」と「ジェイアール東海パッセンジャーズ」の2社の合併を発表した。
新会社の社名は、「JR東海リテイリング・プラス」。合併前の2社の事業を継承し、駅構内小売事業、フランチャイズ事業、パーサー業務を含む新幹線車内販売事業、駅弁製造事業の4事業を運営する。
これまで、東海キヨスクは土産品、ジェイアール東海パッセンジャーズは弁当を中心に扱っていた。JR東海では、両社を合併することで、駅構内店舗の集約・大型化を進め、土産品・弁当・飲料などをひとつの店舗で購入できる環境を整えるという。また、駅構内における店舗の役割や配置を見直し、旅行・出張時、通勤・通学時、駅周辺居住者の日常利用といった、多様なニーズに対応した商品を扱うとしている。
合併の期日は、2023年10月1日を予定している。