東急電鉄は28日、田園都市線桜新町駅のリニューアルに着工すると発表した。
リニューアルコンセプトは、「WITH THE CHERRYBLOSSOMS」。ステーションカラーである桜色の既存タイルを最大限活かしつつ、同駅周辺の風景や人々の暮らしに寄り添う空間デザインとするという。地下2・3階では、桜並木を想起させるアーチ状の壁面を新設。木材のカウンターやベンチを設置し、桜の木の下のような空間を創出する。このほか、空調機の大幅な増強・新設による暑さ改善なども実施する。
同駅のリニューアルは、田園都市線地下区間5駅のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」の一環。第1弾として駒沢大学駅リニューアル工事を2021年に開始しており、桜新町駅はこれに続く第2弾となる。
リニューアル工事は、5月15日に着工。2026年夏の竣工を予定する。