神戸市交通局は1日、西神・山手線の板宿駅で実施する大規模リニューアルについて、そのデザインを決めたと発表した。
決定したデザインは、2023年3月17日~4月16日に実施した市民投票の結果を反映したもの。同局が提示したA案、B案、C案の3つの選択肢のうち、得票数がもっとも多いC案に決定した。
C案のコンセプトは、「『まちの活気』~まちの賑わいと温もりを落ち着いた調子で表現~」。投票総数は4518票で、同案が過半数にあたる2513票を獲得した。また、「円形を取り入れたデザインとアクセントカラーがとても良い」「新しいけど落ち着く」といった自由意見も寄せられたという。
板宿駅のリニューアルは、2025年度末の完了を予定している。神戸市交通局は、決定したデザインをもとに詳細設計を進め、市民に親しまれる駅となるよう事業を進めるとしている。