JR東日本千葉支社と日本郵便関東支社は10日、内房線の安房勝山駅にて、郵便局と駅の窓口業務の一体運営を実施すると発表した。
一体運営は、安房勝山駅の敷地内に安房勝山駅郵便局(仮称)を開局し、駅窓口を受託するというもの。郵便局が担当する駅窓口業務は、精算業務、列車の発車時刻・運賃の案内業務、Suicaなどの交通系ICカードへのチャージなど。普通乗車券や定期券は発売しない。
今回の一体運営は、両社が2018年6月に締結した「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づき実施するもの。2020年8月には、同じ内房線の江見駅構内に郵便局を開設し、駅窓口業務の取扱を開始している。日本郵便とJR東日本は、その他の郵便局・駅においても連携協力し、一層の地域・社会の活性化に貢献していくとしている。
安房勝山駅郵便局の開局および駅窓口業務の一体運営開始は、2024年夏頃を予定している。