JR九州は12日、鹿児島本線千早~箱崎間に設置予定の新駅について、開業時期を見直すと発表した。
開業時期の見直しは、新駅隣接地の九州大学箱崎キャンパス跡地における再開発事業の遅延を受けたもの。同事業は、2020年度に土地利用事業者の公募の開始を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期。2023年4月に九州大学と都市再生機構が公募を開始した。JR九州では、当初は2025年の新駅開業を目標としていたが、これを2027年に見直す。
新駅は、千早駅から博多方面に約2.3キロ、箱崎駅から小倉方面に約1.7キロの、九州大学箱崎キャンパス跡地付近に設置する予定の駅。九大跡地利用4校区協議会からの新駅設置要望を受けた協議により、設置を決定した。