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京福電気鉄道、嵐電の新型車両「KYOTRAM」を2024年度導入へ

2023年5月30日(火)17時20分

京福電気鉄道は30日、嵐電の新型車両「KYOTRAM」(きょうとらむ)を導入すると発表した。

KYOTRAM(イメージ)
KYOTRAM(イメージ)

KYOTRAMのデザインは、「京都のまち・ひと・くらしと共に在る路面電車」がコンセプト。外観は、古くからの路面電車や嵐電の車両の特徴をオマージュしたもので、車体前後を曲線的なフォルムとする。カラーリングは、嵐電のイメージカラーである「京紫色」を基調としたもの。車内では、窓を大きく取ることで、明るく、快適に沿線風景を楽しめる環境とする。

KYOTRAMの外観イメージ
KYOTRAMの外観イメージ

機器面では、車内に「ナノイーX」発生装置を搭載するほか、バリアフリー対応や多言語対応に配慮することで、全ての利用者にやさしい利用環境を整備する。また、VVVFインバータ制御と回生ブレーキを導入することで、従来の抵抗制御車両に対し、1両あたりの消費電力量を約半分に抑えるとしている。

KYOTRAMは、2024年度に1両、2025年度から2028年度にかけて6両の、計7両を導入。老朽化したモボ101形6両、モボ301形1両を、順次置き換える。

2023年5月30日(火)17時20分更新
 

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