東武鉄道は7日、新型特急「スペーシア X」の車内に設置するカフェカウンターについて、詳細を発表した。
カフェの名称は「GOEN CAFE SPACIA X」(ゴエンカフェ スペーシアエックス)。少し立ち寄るだけで「日光との『ご縁』が深まる」、五感を通じて「まだ知らない日光とつながることができる」ことを目指した。
カフェカウンターでは、「スペーシア X」限定商品や、同列車限定パッケージの商品を販売する。
新開発したクラフトビールは、日光のブルワリー、NikkoBrewingが製造。ラガーとエールの2種類を提供する。同じく新開発したクラフトコーヒーは、日光珈琲が製造。2種類のブレンドを販売する。
このほか、アペタイザーやスナック、スイーツ、ソフトドリンクなども、日光や栃木県に縁のあるメーカーや食材によって提供する。
カフェカウンターの利用は、「スペーシア X」の1号車「コックピットラウンジ」の座席指定券を持つ利用者が優先となる。その他の車両の利用者は、オンラインで整理券を取得することで利用できる。決済方法は、クレジットカードと交通系ICのみで、現金は利用できない。また、車内ワゴン販売は実施しないとしている。