東京都では、東急電鉄の大井町線戸越公園駅付近について、立体化の検討を進めている。
大井町線の戸越公園駅付近では、6つの道路が線路と平面交差しており、いずれも「開かずの踏切」となっているという。加えて同駅西側では、都が整備を進める幹線道路「都市計画道路補助第29号線」が、大井町線と交差する計画となっている。東京都では、これらの課題解決を目的として、大井町線の立体化を検討している。
立体化の対象となるのは、戸越公園駅とその前後約0.9キロ区間。線路を高架線に移設することで、踏切を除却する。高架化後の戸越公園駅は、島式1面2線となる。
連続立体交差事業は、2025年度から2035年度までの約11年間の実施を予定する。