宇都宮ライトレールは7日、「芳賀・宇都宮LRT」(宇都宮芳賀ライトレール線)に適用する運賃の上限額について、国土交通省関東運輸局長に認可申請した。
申請した運賃は、大人普通運賃が初乗り区間150円、宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間が400円など。3キロ超7キロ以内は2キロごとに50円ずつ、7キロ超区間は3キロごとに50円ずつ加算する。定期運賃は、大人1か月通勤定期券が初乗り区間で5670円、普通運賃400円区間で1万5120円など、大人1か月通学定期券が初乗り区間で4770円、普通運賃400円区間で1万2720円などとなる。小児運賃は大人運賃の半額で、10円未満は切り上げとする。
同社では、「Suica」や「PASMO」等と共通利用できる交通系ICカード「totra」の導入を予定。他の交通機関と乗り継いだ際の割引の設定も検討している。同社では、芳賀・宇都宮LRTで適用する割引については、決まり次第発表するとしている。
芳賀・宇都宮LRTは、8月26日の開業を予定している。