京都鉄道博物館は28日、新たに117系を展示すると発表した。
117系は、1980年にデビューした車両。京阪神地区の「新快速」用として国鉄が開発した車両で、後に中京圏や岡山地区の快速列車などでも使用された。7月21日には最後の一般列車用車両が引退しており、現在現役で活躍するのは「WEST EXPRESS 銀河」のみとなっている。
今回収蔵する車両は、117系先頭車のトップナンバー車両であるクハ117形1号車。同車の展示開始により、京都鉄道博物館の収蔵車両は計54両となる。
117系の展示開始日は、2023年7月29日。京都鉄道博物館では、収蔵を記念した式典の開催や、記念グッズの販売などを実施する。