神戸新交通、神戸電鉄、六甲山観光、こうべ未来都市機構、三井住友カードなどは3日、神戸空港~有馬温泉間などの各エリアで、タッチ決済対応のクレジットカードなどによる乗車サービスの提供を始めると発表した。
対象路線・駅は、神戸新交通のポートアイランド線(ポートライナー)、神戸電鉄の谷上駅、有馬口駅、有馬温泉駅、六甲山観光の六甲ケーブル、六甲山上バス、こうべ未来都市機構のまやビューライン(摩耶ケーブル)、六甲有馬ロープウェー、神戸-関空ベイシャトル、みなと観光バスの211・212・22系統、坂バス。タッチ決済対応のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードのほか、カードを設定したスマートフォンなどを、専用リーダーにタッチすることで乗車できる。対象のブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯で、Mastercardは順次追加予定としている。
神戸では、神姫バスの「ポートループ」「シティループ」でタッチ決済乗車サービスが導入されているほか、2024年4月には神戸市営地下鉄の導入も予定されている。今回導入を発表した各社とあわせ、神戸空港・ウォーターフロントと三宮や新神戸、観光地である六甲山系や有馬温泉を、タッチ決済対応のクレジットカード1枚でシームレスに移動できるようになる。
各社のサービス開始時期は、2024年春を予定している。なお、別のチケットレスシステムが稼働している神戸-関空ベイシャトルは、導入時期を検討中としている。