JR東日本東北本部は11日、左沢線羽前山辺駅の駅舎を建て替えると発表した。
新駅舎は木造平屋建てで、延床面積は約40平方メートルとなる。外観は、駅の所在地周辺が繊維産業が盛んな地域であることから、ニットの網目をイメージ。待合室は木造とし、温かみのある空間を演出する。待合室と通路の間には可動壁を設置。開放的でフレキシブルな使用を可能とするという。
同駅の既存駅舎は、1940年に建設されたもの。同社では、引き続き安心して駅を利用できるよう、今回の建て替えを決定したとしている。
既存駅舎は、9月下旬に解体工事に着手する。新駅舎は、11月上旬に建設工事を始め、2024年春ごろの供用開始を予定する。