名古屋鉄道は19日、クレジットカードなどによるタッチ決済乗車と、QRコードによる改札通過の実証実験を実施すると発表した。
タッチ決済乗車は、対応するクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードや、カードを設定済みのスマートフォンなどを、改札機の専用リーダーにかざすことで、直接列車に乗車できるもの。対象ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardの対応も予定する。
QRコードによる乗車は、同社グループの「CentX webチケット」にて発売するデジタルチケットが対象。現在は改札窓口で係員の目視により情報を確認しているが、これに対応した専用リーダーを導入することで、自動改札機の通過を可能とする。
実証実験の実施期間は、2024年春から2025年3月末までを予定。中部国際空港、名鉄名古屋、金山の3駅を中心に、対象駅を検討する。同社では、具体的な開始時期や対象駅については、改めて発表するとしている。