西日本鉄道は、天神大牟田線西鉄二日市駅-朝倉街道駅間に設置予定の新駅について、紫駅(むらさきえき)に名称を決定したと発表した。
名称は、地元の筑紫野市や筑紫野市観光協会、筑紫野市商工会、周辺住民より、地名の「紫」にちなんだものであってほしいとの要望が多く寄せられていたことから、この決定に至った。
同駅の建設にあたっては、用地買収の遅れに伴い工事着工が延期されていたが、用地買収が完了したことで、今年3月中に工事に着手する。同駅の建設費は約7億円で、7両編成対応ホームと東口・西口の2箇所の改札口が設置される予定。普通列車のみ停車し、1日あたり約6600人の乗降を見込む。開業は2010年春の予定。