JR東海は12日、東海道新幹線のホーム上などに、コーヒーやアイスクリームの自動販売機を計86台設置すると発表した。
東海道新幹線では、「のぞみ」「ひかり」で実施していた車内ワゴン販売を、10月末に終了する。同社では、車内販売でニーズの高かったドリップコーヒーとアイスクリームを、自動販売機で販売することで、需要に応える。
設置する自動販売機は、ドリップコーヒーの「SHINKANSEN COFFEE」(ミル挽き珈琲)が45台、「シンカンセンスゴイカタイアイス」で知られるスジャータのアイスクリームが21台、サーティワンアイスクリームが20台。コーヒーの自動販売機は、新幹線の車体や空色でラッピング。東海道新幹線仕様のカップも使用する。商品は、一般品に加え、JR東海とトーヨーベンディングが共同開発した、「ドクターイエローブレンド」や「新幹線のぞみブレンド」など東海道新幹線特別仕様のコーヒー4種を販売。抽出中のBGMには、車内チャイム使用曲「会いにいこう」を用いる。
自動販売機の設置箇所は、東海道新幹線の「のぞみ」停車駅全駅。10月12日から順次設置を開始し、準備ができ次第販売を開始する。設置完了は、11月1日を予定する。