京成電鉄は10月31日、新京成電鉄を吸収合併することを、同日開催の取締役会で決議したと発表した。
新京成は、京成の100パーセント子会社。京成は2022年9月、千葉県北西部における事業基盤の強化や地域活性化、経営資源の相互活用による競争力強化および事業規模の拡大、スケールメリットを生かした効率的な協働体制の実現といったシナジー効果の発揮を目的に、新京成の全株式を取得していた。京成は今回、さらなる経営効率化や意思決定の迅速化によるシナジー効果の早期かつ確実な発揮を目的として、同社を存続会社、新京成を消滅会社とする吸収合併を実施するとしている。
新京成の吸収合併は、2025年4月1日の実施を予定する。