JR北海道は15日、快速「エアポート」の増発と、千歳線の停車パターンの変更について発表した。
「エアポート」は、札幌・小樽方面と新千歳空港を結ぶ快速列車。2023年11月現在は毎時5本を運転している。同社では、インバウンドの回復などにより新千歳空港の利用者増が見込まれることから、同列車の増発を決定した。
増発対象となるのは、9時~16時の日中時間帯。毎時6本の運転とする。うち毎時1本は、停車駅の少ない「特別快速」として運転。また毎時2本は「区間快速」とし、北広島~新千歳空港間は各駅に停車する。「区間快速」の設定にともない、千歳線の普通列車は運転区間を変更。札幌~北広島間の普通列車を毎時2本、千歳~苫小牧方面の普通列車を毎時1本とし、日中の北広島~千歳間の普通列車の運転は取り止める。
また、桑園駅は全快速列車の停車駅に変更。「エアポート」「ニセコライナー」の終日停車駅とし、利便性の向上を図る。
「エアポート」の増発や、停車パターンの変更は、2024年春の実施を予定する。