JR西日本中国統括本部岡山支社は27日、津山線津山駅の内外装をリニューアルすると発表した。
リニューアルのコンセプトは、「城+モダン」。城下町である津山を象徴し、駅前広場の一体感を醸成するデザインとする。また、岡山県北エリアの玄関口として国内外からの来訪者を迎える駅であること、日常的にも親しみを持って利用できる駅を目指す。リニューアルでは、木材などで地域の資材を活用するほか、県北エリアの情報発信スペースを設置。改札内にはバリアフリー設備を備えたトイレを新設する。
同支社はあわせて、津山駅を交通系ICカード「ICOCA」の利用対象駅に追加すると発表した。2023年現在、津山線では岡山駅、法界院駅のみが対象となっていたが、新たに全線を乗り通す場合でも、交通系ICカードの利用が可能となる。なお、法界院駅以外の途中駅では今後もICOCAは利用できないほか、津山駅でもICOCA定期券は利用の対象外となる。
津山駅のリニューアル完成と、同駅でのICOCAの導入時期は、2024年夏ごろを予定する。