JR九州は11月30日、813系の座席をロングシート化すると発表した。
813系は、1994年にデビューした一般形の車両。福岡県や佐賀県を中心に使用されている。座席は転換クロスシートを採用しているが、同社は混雑率の緩和を目的に、これをロングシートに改造する。
3両編成1本あたりの座席数は、ロングシートが計120席、残置するボックス席が計28席。これにより、立ち席を含めた1編成あたりの定員は、90人増加するとしている。座席数は、本改造による減少はなく、一部座席を撤去した813系においては、改造前より48席増加する。
ロングシート化の対象は、82本246両。12月以降に順次運用を開始し、2028年度に工事終了を予定する。