JR東日本は15日、2024年3月16日のダイヤ改正において、山形新幹線の新型車両「E8系」の営業運転を開始すると発表した。
E8系は、既存のE3系を置き換えるために導入する車両。時速300キロでの営業運転に対応し、最高時速275キロのE3系よりも所要時間の短縮を実現する。
E8系の投入対象は、「つばさ」122・124・131・144・149・157号の6本。一部列車では、宇都宮~福島間で最高時速300キロで運転。最速達となる124・131号では、東京~山形・新庄間の所要時間を、改正前の各列車より4分短縮する。なお、一部の列車については、E3系で運転する場合もあるとしている。
同社は、E8系の営業運転開始にあわせ、東京~福島間で「つばさ」と連結する「やまびこ」の使用車両を、E2系からE5系に変更することを、あわせて発表した。