JR西日本は15日、山陰本線で交通系ICカード「ICOCA」の利用範囲を拡大すると発表した。
新たな利用可能区間は、鳥取~伯耆大山間。鳥取~倉吉間では各駅にIC改札機を設置し、ICOCAなど交通系ICカードの利用を可能とする。これにより、既存の米子方面のICOCAエリアと接続し、鳥取・倉吉~伯耆大山・米子方面の乗車にもICOCAを利用できるようになる。倉吉~伯耆大山間のうち、下北条~淀江の各駅は、IC改札機の導入対象外。同区間の各駅で乗降する場合、ICOCAは利用できない。同区間を含むICOCA定期券の販売もないという。
鳥取~倉吉間のICOCAサービス開始時期は、2024年度中(2025年春)を予定する。JR西日本は、詳しいサービス開始時期について、決まり次第告知するとしている。