JR四国は15日、2024年3月16日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。
特急列車では、「南風」の自由席の一部を指定席に変更し、各列車とも指定席を18席増やす。また、「しまんと」8号の始発駅を高知駅から宿毛駅に改めるほか、「あしずり」5・10号の停車駅に旭駅、朝倉駅を加える。「うずしお」は、昼間時間帯の讃岐津田駅、勝瑞駅の停車を取りやめ、高松~徳島間の停車駅をおおむね統一する。
普通列車では、土讃線の高知~伊野間、高徳線の高松~引田間で昼間時間帯にパターンダイヤを導入。また、土讃線の高知~伊野間で2本、高知~須崎間で1本の普通列車を増発する。すでにパターンダイヤを導入している徳島線では、徳島~穴吹間の昼間時間帯の発車時刻をおおむね統一するほか、徳島~穴吹間で2本、徳島~阿波川島駅間で1本の普通列車を増発する。
徳島駅では、高徳線、徳島線、鳴門線、牟岐線の各列車の発着時間を統一する「タクトダイヤ」を取り入れ、各線同士の接続を改善する。また、高徳線、徳島線、鳴門線~牟岐線の相互を直通する列車を、現行の11本から30本に増やし、利便性の向上を図る。
【12月15日追記:表記を一部修正しました】