JR西日本は20日、QRコードを活用したチケットサービスを、近畿エリアで導入すると発表した。
本サービスでは、「KANSAI MaaS」アプリ、「tabiwa by WESTER」、インバウンド向けのQRサービスなど、スマートフォン向けのサービスを活用。各サービスでQRチケットを購入することで、画面に表示したQRコードで列車を利用できる。大阪環状線、JR京都線・JR神戸線、阪和線など、近畿圏の在来線駅244駅が対象エリアとなる。
QRチケットサービスの開始にあたっては、対象エリアのうち、自動改札機を設置している211駅で、改札機へQRリーダーを整備する。エリア内の自動改札機非設置駅では、駅掲示のQRコードを読み取ることで、乗車が可能になるという。
JR西日本は、2024年4月に、QRリーダーの設置を開始する予定。サービスの提供開始は、2024年度下期以降を予定する。