JR東海は21日、交通系ICカード「TOICA」の利用エリアを拡大すると発表した。
新たな利用可能区間は、東海道本線(美濃赤坂線)の大垣~美濃赤坂間、飯田線の豊川~本長篠間、身延線の鰍沢口~甲府間。拡大エリア内の計29駅には、TOICA対応の改札機を設置する。なお、エリア外となる身延線の西富士宮~鰍沢口間や、その他のTOICAエリア外への乗車時には、定期区間内の利用を除き、乗り越すことはできない。
拡大エリアにおけるTOICAのサービス開始時期は、東海道本線(美濃赤坂線)と飯田線が2025年春、身延線が同年秋を予定する。同社では、今後もTOICA利用エリアの拡大に取り組んでいくとしている。