名古屋市交通局は、「名古屋市営交通事業経営計画2028」の計画案を発表した。
本計画は、2024年度から2028年度までの施策などを定めるもの。同局の経営戦略としての位置づけとなる。
同局は本計画において、名城・名港線に新型車両を導入し、既存の2000形を更新する方針を示した。また、桜通線においても、新型車両の導入による6000形の更新を検討するとしている。名城・名港線の新型車両は、2028年度の導入開始を予定する。
計画にはこのほか、駅のリニューアルや各種バリアフリー化の推進、地下鉄の車内案内表示装置の多言語化、駅ホームの冷房化、栄駅の総合的な整備、レトロでんしゃ館・資料センターの機能分化などを盛り込む。資料センターは、資料収集に特化した施設へと変更し、2025年度に一般公開を終了するという。
名古屋市交通局は、本計画の案について、パブリックコメントを実施する。受付期間は、1月4日から2月4日まで。郵送、Eメール、FAX、ウェブサイトなどで受け付ける。