名古屋鉄道は、昨年12月に営業を終了した旧モンキーパーク・モノレール線の車両を、開業時の塗装の状態で3月19日に設置する。
設置されるのは、モノレール車両のうち2両(先頭車と中間車)。1962年3月の開業時と同様に銀色の車体に赤い帯を配した塗装で、19日から旧動物園駅にて保存される。保存後は、日本モンキーパーク園内の同線に隣接するエリア等から鑑賞できる。
このモノレール車両は、1本のレールの上をゴムタイヤで跨って走行するタイプの「跨座式」としては日本初のモノレールで、昨年定期運行を終了した7000系パノラマカーと並んで名鉄の一時代を象徴する車両であったことなどから、保存が決定した。