JR東日本、JR北海道は23日、ネット予約サービス「えきねっと」限定商品をリニューアルすると発表した。
リニューアルでは、これまで「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」「お先にトクだ値スペシャル」としていた部分を、「トクだ値1」「トクだ値14」「トクだ値スペシャル21」と、申込期限日を示す名称とする。また、在来線の「えきねっとチケットレスサービス」は「在来線チケットレス特急券」に、「えきねっとトクだ値(チケットレス特急券)」は「在来線チケットレス特急券(トク割)」に、それぞれ名称を変更する。
また、トクだ値1、トクだ値14、トクだ値スペシャル21では、申込期限を変更。これまで乗車当日、13日前、20日前の1時50分を期限としていたところ、これを前日、14日前、21日前の23時50分とする。
JR北海道ではあわせて、トクだ値1、トクだ値14の2商品を、価格変動制とする。予測乗車率と申込のタイミングで価格が変動するもので、乗車率が高いと予想されるほど、または申込期限に近づくほど、価格が上昇する仕組み。特急「北斗」の札幌市内~函館間では、トクだ値14が6590円~7540円、トクだ値1が8010円~8490円(通常価格は9440円)の設定となる。なお、同社ではトクだ値スペシャル21の設定はない。また、「北斗」「すずらん」のチケットレス特急券(トク割)では、割引率を20パーセントから15パーセントに変更する。
JR東日本では、名称および申込期限を除き、商品内容の変更はない。
商品のリニューアルは、3月16日乗車分から適用する。JR北海道では、えきねっと商品のリニューアルにあわせ、「乗車券往復割引きっぷ」「北斗オプション特急券」「すずらんオプション特急券」の利用を、3月15日で終了する。