小田急グループの小田急箱根ホールディングスは24日、組織再編を実施すると発表した。
再編では、小田急箱根ホールディングス、箱根登山鉄道、箱根観光船、箱根施設開発を合併。存続会社は箱根登山鉄道とし、社名は小田急箱根に変更する。また、清掃業や警備業などを営む箱根登山トータルサービスと、飲食・物販業などを営む箱根プレザントも、前者を存続会社とする合併を実施。社名を箱根プレザントサービスとし、あわせて箱根登山鉄道、箱根観光船の飲食・物販事業を継承する。
新体制では、小田急電鉄の100パーセント子会社である小田急箱根の傘下に、ともに同社の100パーセント子会社となる箱根登山バス、箱根プレザントサービスが並ぶ形となる。
組織再編は、2024年4月1日付で実施する。小田急箱根ホールディングスは、「心躍る時間(とき)の創造」を新たな経営理念に掲げ、「誠実・挑戦・共生」を行動指針に、箱根の持続的な発展に貢献していくとしている。