JR西日本は25日、山陽新幹線の車内販売について、普通車での車内販売を終了すると発表した。
終了日は、2024年3月15日。翌16日以降は、16両編成の「のぞみ」「ひかり」のグリーン車(8~10号車)のみ、ワゴンによる車内販売を継続する。なお、姫路駅、西明石駅を始発・終点とする列車は、サービス提供の対象外となる。また、「みずほ」「さくら」「こだま」「つばめ」では、従来どおり提供対象外だが、「ハローキティ新幹線」の1号車「ハロー!プラザ」における物販は、引き続き実施する。
山陽新幹線と直通する東海道新幹線では、2023年10月31日をもって、車内でのワゴン販売を終了。11月1日以降は、「東海道新幹線モバイルオーダーサービス」をグリーン車にて提供している。
JR西日本は、今回のサービス内容変更について、近年の駅構内・駅周辺店舗の品揃えの充実、飲食物の車内への持ち込みの増加や、将来にわたる労働力不足への対応などが理由だと説明している。