長良川鉄道は7日、新型車両として、ナガラ6形602号車を導入すると発表した。
602号車は、老朽化した車両の置き換えを目的に導入する車両。外観は、長良川鉄道の前身である国鉄越美南線で使われていた、キハ48形の柿色をイメージ。車内もキハ48形の内装色に近似させる。車両愛称は「パーシモン美濃里(みのり)号」。柿色=パーシモンを現代風に表現し、柿の「実り」や「美濃の国の里山」を掛けた。
車両導入費用は、約2.1億円。導入に際しては、国や県、市町による補助金を受けている。
602号車の導入に際しては、サボや関連グッズの作成、車内装飾の実施などを予定する。同社はこれら演出アイテムの作成費用を、クラウドファンディングでまかなう。
602号車の導入時期は、2024年3月下旬を予定する。