水間鉄道は9日、鉄道事業の旅客運賃上限変更認可を、国土交通省近畿運輸局に申請した。
申請した運賃は、大人普通運賃が1区(1.5キロ以内)200円(現行180円)、4区(4.5キロ超5.5キロ以内)330円(現行300円)など、大人通勤定期運賃(1か月)が1区7800円(現行6760円)など、大人通学定期運賃(1か月)が1区4800円(現行3970円)など。改定率は、定期外運賃が11.5パーセント、通勤定期運賃が17パーセント、通学定期運賃が22.3パーセントとなる。
水間鉄道は、コロナ禍による生活様式の変化などにより、鉄道利用者が減少していると説明。同社は、今後の鉄道需要の増加が見込めないなか、公共交通事業として「安心・安全・信頼」を大前提としたサステナブルな鉄道輸送の実現を目的に、運賃の改定を決めたとしている。
運賃の改定日は、2024年4月1日を予定している。