JR九州は22日、新D&S列車「かんぱち・いちろく」を、4月26日に運転開始すると発表した。
「かんぱち・いちろく」は、博多~別府間を久大本線(ゆふ高原線)経由で結ぶ特急列車。博多発を「かんぱち」、別府発を「いちろく」として、1日ずつ交互に運転する。別府発の「いちろく」は4月26日に、博多発の「かんぱち」は翌27日に運転を開始。以降、「かんぱち」は月・水・土曜、「いちろく」は火・金・日曜に運転する。
車内では、昼食を曜日別メニューで提供する。「かんぱち」の土曜日運転分はイタリアン、「いちろく」の火曜日運転分はフレンチで、その他は和食の提供となる。
「かんぱち・いちろく」は、全席を旅行商品扱いで販売。片道乗車と食事のセットでの販売で、座席のみの販売は取り扱わない。座席は、「ソファ席」「BOX席」「畳個室」を設定。旅行代金は、ソファ席、BOX席が大人1万8000円、子ども1万5000円、畳個室が大人2万3000円、子ども1万9000円。BOX席の2人用席は1人でも利用できるが、この場合は追加料金1万円が必要となる。
「かんぱち・いちろく」の旅行商品は、3月7日11時に発売。JR九州の企画・実施分は、同列車の専用ウェブサイトで受け付ける。