岸グリーンサービス、ライフ・マネジメント、JR西日本は22日、「白山市立高速鉄道ビジターセンター」の施設概要を発表した。
白山市立高速鉄道ビジターセンターは、北陸新幹線の沿線に設立する観光施設。愛称は「トレインパーク白山」。周辺自治体の観光PRのほか、北陸新幹線の新幹線技術や車両基地の紹介の場とする。
施設内には、周辺地域の観光PRコーナー、新幹線が見学できる屋上展望エリアのほか、有料の新幹線関連展示ゾーンなどを設置する。有料エリアは、「新幹線 学びと体感エリア」「こども あそびエリア」の2種類。前者では、パンタグラフや台車の実物などを展示するほか、運転士訓練用と同等のシミュレーターが体験できる。また、両有料エリアの入館者向けエリアとして、「新幹線 見学エリア」を設置。白山総合車両所内の点検・設備の様子を、工場の音とともに体感できるという。
トレインパークのグランドオープンは、3月13日。毎週水曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始を除き、毎日開館する。有料エリアの入館料は、高校生以上500円、中学生以下無料。入館料は各エリアの入場ごとに必要となる。シミュレーターは、大型タイプが300円、小型タイプが100円で利用可能。いずれのチケットも、ウェブチケットストア「Webket」で取り扱うほか、空きがある場合には当日も現地で販売する。