伊予鉄グループ、JR西日本は26日、「ICOCA」の利用エリアを、2025年3月に伊予鉄グループの電車・バス全線へ拡大すると発表した。
ICOCAは、JR西日本が提供する交通系ICカード。伊予鉄グループでは、2024年3月13日に、市内電車(路面電車)と松山空港リムジンバスへの導入を予定している。両社が今回発表した利用エリア拡大により、伊予鉄グループの電車・バス全線で、ICOCAのほか、「Suica」など相互利用可能な交通系ICカード全10種が利用可能となる。
ICOCA利用エリアの拡大に際し、伊予鉄グループでは、定期券をICOCAに置き換える。通勤定期券については、「ICOCA Web 定期券システム」を導入。既にICOCAを所持している利用者が対象で、スマートフォンから手持ちカードのICOCA番号を入力することで、定期券として利用可能になるという。伊予鉄グループでのICOCA定期券導入は、利用エリア拡大と同じ、2025年3月を予定する。
また、ICOCA利用エリアの拡大にあわせ、伊予鉄グループ独自のICカードサービス「ICい~カード」は、2025年9月にサービスを終了する。