東急電鉄は28日、鉄道乗車により「TOKYU POINT」を加算するサービスを、4月1日に開始すると発表した。
同サービスは、「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」サービスに追加するもの。事前登録した「PASMO」「Suica」(モバイルPASMO、モバイルSuicaを含む)で東急線に乗車する際、一律3パーセントのポイントを付与する。チャージ残高での乗車が対象で、定期券、企画乗車券による利用は加算対象外となる。
ポイントの加算方法は、PASMOとSuicaで異なる。PASMOの利用者は、東急線各駅間の利用時のほか、他社線駅の自動改札機で入出場した場合も、東急線区間の乗車金額に対してポイントを付与する。一方、Siuca利用者のポイント付与は、こどもの国線を除く東急線各駅間の利用時に限られ、他社線の駅の改札を利用した場合は、全区間でポイントの対象にならない。
同社は、本サービスの開始を記念して、4月1日から6月2日まで、「Wポイントキャンペーン」を実施。期間中は、ポイント付与率を6パーセントに変更する。
また、PASMO定期券購入時のポイント加算についてのキャンペーンも実施する。通学定期券が対象で、通常は定期券発売額の0.5~4パーセントをポイントで付与するところ、これを20パーセントとする。実施期間は、第1弾が4月1日から5月31日まで、第2弾が10月1日から11月30日まで。時期定期券、バス定期券は対象外となる。
東急電鉄は、今回のポイントサービス開始にともない、従来のポイントサービス「のるレージサービス」を、3月31日に終了する。