阪神なんば線活性化推進委員会は11日(火)、来春開通を目標に建設中の「阪神なんば線」のうち、地下線区間(九条~近鉄難波)のトンネルがすべて貫通したと発表した。
今回、貫通したのは同線の第4工区(桜川~近鉄難波)部分のトンネルで、2007年7月より掘り進め、10日(月)に桜川駅に達したもの。
今後は、線路の敷設や電気関係の工事などに取り組み、来春の開通に向けて準備を進めるという。
大阪付近では、3月15日(土)開通のおおさか東線のほか、今秋には京阪中之島新線、そして来春にこの阪神なんば線が開通する予定である。勢いを増して便利になる関西の鉄道に期待したい。