JR東日本長野支社は25日、小海線岩村田駅の駅舎を建て替えると発表した。
新駅舎のコンセプトは、「地域の皆さまがより快適に利用でき、地域交流の拠点として賑わいをもたらす新しい駅」。駅舎内には大きな膜屋根とベンチを設け、地域住民の憩いの場を創出する。新駅舎の外壁・内装、膜屋根の構造には長野県産の木材を使用。木のあたたかみを感じられるデザインとするほか、地域の森林整備や環境保全への貢献を目指す。また、駅舎の建て替えにあわせて、上りホームの幅を拡大。通勤・通学時間帯の混雑緩和を図る。
現在の岩村田駅の駅舎は、設置から88年が経過し、老朽化が進んでいるという。JR東日本は、今後も駅を快適に利用できるよう、駅舎の建て替えを決めたとしている。
新駅舎の工事は、2024年6月に開始。2025年3月の供用開始を予定している。