日本車輌は26日、日立製作所より、台湾向け新型高速鉄道車両を受注したと発表した。
今回製造を受注した車両は、台灣高速鐵路(台湾高鐵)向けのもの。日立、東芝、東芝インフラシステムズなどで構成されるHitachi Toshiba Supreme Consortiumが、JR東海の最新型車両「N700S」をベースとした車両を納入するプロジェクトによるもので、納入両数144両のうち一部を、日本車輌が製造することとなった。
現在の台湾高鐵で活躍している700T型は、日本車輛が一部を製造していた。同社による台湾高鐵への高速鉄道車両納入は、約19年ぶりとなる。車両の納入は、2026年以降を予定している。