伊豆箱根鉄道などは20日、駿豆線でタッチ決済対応のカードによる乗車サービスを開始すると発表した。
このサービスは、タッチ決済に対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードや、同カードが設定されたスマートフォンなどを専用の改札機にタッチすることで、鉄道利用時に乗車券やICカードの購入を不要とするもの。各社はこれにより、利用者の利便性の向上、窓⼝対応業務の軽減・混雑緩和を図り、沿線地域のさらなる発展・活性化を推進するとしている。
対象駅は、駿豆線の全13駅。対象のブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardについても、順次対応するとしている。
タッチ決済による乗車サービスの開始時期は、2024年度中を予定する。伊豆箱根鉄道は、具体的な開始時期について、あらためて公示するとしている。