西武鉄道、小田急電鉄、箱根登山鉄道の3社は、関西の私鉄・地下鉄・バスなどが加盟する「スルッとKANSAI協議会」と連携し、4月1日より運輸事業に関わる資機材の共同購入を実施する。
今後、西武・小田急・箱根登山鉄道の3社は、スルッとKANSAIの資材購入システムを通じて資機材を共同購入し、調達コストの削減に取り組む。対象品目は、鉄道関係の主要資機材だが、順次、資材全般に拡充していく予定。
スルッとKANSAIは、2004年4月より協議会加盟会社を中心に、鉄道・バス事業に必要なレール・車輪・軽油等の主要資機材から、汎用品・消耗品である蛍光灯・トイレットペーパーまで、幅広く共同購入に取り組んでいる。2009年2月現在での参加事業者は40社で、登録取引業者は180社。調達コストは共同購入前に比べて約2割削減されているという。このたび関東地方の鉄道会社3社が加わることで、東西の枠を超えた連携が実現する。