鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

JR東などが導入する保線管理システム「RAMos+」、東武・相鉄でも導入へ

2024年7月18日(木)17時28分

JR東日本、小田急電鉄などは17日、保線管理システム「RAMos+」の共同使用エリアを拡大すると発表した。

RAMos+は、日本線路技術(NSG)が開発・運用するシステム。鉄道各社が営業車両に搭載している「線路設備モニタリング装置」を活用し、軌道状態のデータを一括管理している。これにより、定期的な保守時ではなく、劣化度に応じて最適な時期に線路を補修する「CBM」を実現しているという。

線路設備モニタリング装置
線路設備モニタリング装置
保守タイミングの最適化のイメージ
保守タイミングの最適化のイメージ

これまでRAMos+を導入していたのは、JR東日本、小田急電鉄、東急電鉄、東京メトロの4社だった。今回これに、相模鉄道、東武鉄道が新たに加わる。各社は今後、線路設備モニタリング装置を搭載した営業車両の相互乗り入れも一部活用することで、運用エリアを拡大する予定だとしている。エリアの拡大は、2024年度以降に順次実施する。

新規導入エリアも含めたRAMos+の運用エリア
新規導入エリアも含めたRAMos+の運用エリア
2024年7月18日(木)17時28分更新
 

鉄道コムの最新情報を無料でお知らせしますプッシュ通知を受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 熊本電気鉄道 全国交通系ICカードサービス終了[2024年12月ごろ]
  • 近畿日本鉄道タッチ決済乗車サービス提供開始[2024年]

鉄道コムおすすめ情報

画像

高山本線全通90周年ツアー

HC85系による団体臨時列車が10月に運転。往路は美濃太田車両経由、復路は太多線・中央本線経由で運転。

画像

大村車両基地公開イベント

西九州新幹線の車両基地、大村車両基地が9月21日に公開。当日は臨時「GO WEST号」運転も。

画像

移設前最後の車内公開イベント

ららぽーと新三郷に保存されている「夢空間」。清瀬市への移設を前に、9月に同地最後の車内公開イベントが開催されます。

画像

信州で「旧客」ツアー

EF64形+旧型客車によるツアー列車が9月に設定。松本~上諏訪間などで計3日運転。

画像

9月の鉄道イベント一覧

まだまだ暑くても、季節は秋に突入。9月のプラン立てには、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。