とさでん交通は、7月31日付で、国土交通省四国運輸局長に対し、軌道事業の旅客運賃上限変更認可申請を提出した。
申請内容は、普通旅客運賃において、市内均一運賃は230円(現行200円)、その他区間では各区間を一律20円引き上げるというもの。定期運賃もあわせて改定する。
同社は運賃改定にあわせ、ICカード「ですか」で電車とバス、またはバス同士を乗り継いだ際に割引を適用する「乗継割引ポイント」について、対象箇所の見直しや、割引額の拡充を実施するとしている。拡充対象は、高知駅、美術館、伊野駅、後免、朝倉、桟橋、一宮(バス同士のみ)。朝倉・桟橋の2ポイントを新設するほか、その他の各ポイントでの割引額を、30円から100円に引き上げる。なお、バス同士の割引ポイントとなっている宗安寺分岐、中秦泉寺、長浜の3か所は、適用を取りやめる。
とさでん交通の運賃改定は、2024年11月1日を予定する。