JR東日本、JR東日本メカトロニクス、三菱電機は20日、新型ホームドア「スリットフレームホームドア」の導入を開始すると発表した。
スリットフレームホームドアは、従来型ホームドアの後継機として開発されたモデル。従来型同様の安全性を維持しつつ、扉や戸袋をスリット化することで風が抜ける構造とし、ホームやホームドア支持部の風圧影響を従来型比で約40パーセント軽減した。これにより、ホーム補強工事などの設置工事の簡素化が期待できるという。また、据付構造や制御システムは従来型との互換性があり、従来型と組み合わせて使用することが可能。工事設計・施工の効率化も期待できるとしている。
スリットフレームホームドアは、分倍河原駅および登戸駅2番線に、2024年度内に設置。以降も順次導入するという。