JR西日本は21日、観光列車「はなあかり」を10月5日より運転すると発表した。
「はなあかり」は、2024年秋に開催される「北陸デスティネーションキャンペーン」にあわせて投入する観光列車。3両編成の全車グリーン車で、うち1両は通常のグリーン車よりもグレードが高い「スーペリアグリーン」とする。
同列車は、運転開始時点では、敦賀~城崎温泉間で運転。小浜線や舞鶴線、京都丹後鉄道宮舞線・宮豊線、山陰本線を経由する。土曜日に敦賀駅発、日曜日に城崎温泉駅発を、それぞれ片道ずつ運転する。同区間での運転は12月22日までで、翌1月以降は西日本エリアで区間を変えて運転する。
敦賀~城崎温泉間の片道乗車料金(大人・通常期)は、スーペリアグリーンが1万2840円、グリーン車指定席が1万640円。きっぷは、全国のみどりの窓口や、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」で発売する。
「はなあかり」では、地元食材を活用した弁当やスイーツのセットを、事前申込制で提供する。往路・復路別メニューで、いずれも観光ナビ「tabiwa by WESTER」で受け付ける。また、一部日程では、「はなあかり」のきっぷと弁当、スイーツなどをセットとした旅行商品も設定する。