JR東海、日本郵便東海支社、坂祝町は4日、高山本線坂祝駅の駅舎を、郵便局と一体化する形に整備すると発表した。
この取り組みは、坂祝郵便局舎の老朽化による建て替えにあわせたもの。町の活性化を目的に、郵便局舎と旅客通路(待合室)が一体化した駅舎を新築する。あわせて、坂祝町により、駅前ロータリーや公衆トイレの整備も検討していくという。なお、駅舎内に入居する郵便窓口では、駅窓口業務などは取り扱わない。
郵便局と駅舎を一体化させる取り組みは、JR東日本やしなの鉄道がこれまで実施してきたが、JR東海管内、日本郵便東海支社エリア内では、ともに初の事例となる。
坂祝駅では、2024年9月より、既存の駅舎を撤去。2025年6月より新駅舎・局舎の建設を進め、2026年3月の郵便局開業を目指す。