JR東日本は10日、中央線快速・青梅線での普通列車グリーン車サービス提供開始に向けた流れを発表した。
グリーン車サービスの提供は、2025年春を予定。中央線東京~大月間のオレンジ色の車両による列車すべてと、青梅線立川~青梅間のうち、中央線と直通する列車すべてが対象となる。グリーン車は、12両編成中に2両を連結。回転式リクライニングシートを採用し、各座席に電源コンセントやテーブル、ドリンクホルダーを設置する。また、車内Wi-Fiサービスなども提供する。グリーン料金は、首都圏の他路線で導入している普通列車グリーン車と同額となる。
同社では、グリーン車サービスの提供開始に先立ち、既存の10両編成にグリーン車を順次連結する。グリーン車連結編成の営業運転開始は、10月13日を予定。同日から2025年春のサービス提供開始までの間は、グリーン車を料金不要の普通車扱いとする、「グリーン車お試し期間」として開放する。なお、同期間中は、車内Wi-Fiサービスなどの一部設備・機能は使用できない。また、2025年春までの間は、グリーン車組み込み編成のダイヤは毎日異なるという。